【2020年5月公開2023年8月更新2024年5月追記】
毒舌開放ナゼキニブラックをご覧戴き有難う存じます。
ここ最近、立て続けにInstagramに不自然な日本語のダイレクトメッセージ受信。
ナニかあったワケではないのですが、アヤシイと思ったのでことの顛末を書いておきます。
よろしくお願い致します。
- インスタグラムに外国人からのDMが届いた
- 1日中Instagramを見ている?
- 自称イギリス人の外科医からのメッセージ
- DM送信元の共通点
- DMを送ってくる目的がわからない
- インスタグラムで不快なDMを受け取らないために
- 【追記】新たな手段?
インスタグラムに外国人からのDMが届いた
ある日、Instagramに画像をアップし、タイムラインをチェックしていたら、
「こんにちは、友よ!」
という出だしのダイレクトメッセージを受信しました。
差出人をみると、つい先ほどフォローバックしたアカウント。
フォローバックのお礼をダイレクトメッセージで送信されたことが過去数回あったため、今回もそういうことだろうなと思いました。
ヘンテコリンな日本語の理由もすぐに解明、日本語勉強中のアメリカ人だというのです。
英語が話せるか聞かれたので、得意ではないが少しづつ勉強中だと返信すると、今度は英語でメッセージが送信されてきました。
はじめは英語の勉強になるし、まあいいかと返信したのですが……。
1日中Instagramを見ている?
日本が好きだ、日本人は親切だ、とメッセージに書いてきているので、日本代表としてはここは私も親切にしておかないとと思い(日本代表?)
簡単な英語ではあるけれども間違いがあってはいけないと、辞書や翻訳ソフトで確認して手間暇かけての英作文、そしてこちらからも質問を返しました。
日本に来たことがあるということだけれど、日本のどこに来ましたか?
You said that you came to Japan. Where in Japan did you visit?
私のその質問には答えず再び
”日本は素晴らしいので好きです。私は日本食ではラーメンが好きです、あなたは?”
という返事が即届きました。
私の英語が通じなかったか?と、その時は思いましたが、一つの思いがよぎりました。ラーメンは日本食?
日本食化しているけれども、私には日本食としてはポンとこないし、ラーメンは好きではないので余計にそう感じたのかもしれません。余談ですが。
とにかく質問には答えないとと思い返信したものの、少々面倒だなと思い始めていました。
再び即レスでメッセージ着。
確認する時間もなかったので、今回はしばらくそのままにしておきました。
1日2日おき、私がInstagramに写真をアップすると、直後に再びその人からメッセージが
What time is it in Japan now?(日本は今何時?)
と届きました。
こうなるともう面倒を通り越して腹が立ってきたので、時間の数字だけ打って返しましたが、アメリカは今何時だろう?と思って時差を調べると、長くて半日くらい違うことがわかりました。
私がInstagramを操作したタイミングでメッセージをしてくるところから考えると、1日中Instagramを見ているとしか考えられません。
学生さんで時間があるのか、悩みでもあって眠れないのか、と考えているところへ再びメッセージが届きました。
My name is 〇〇.What about you?(私の名前は〇〇です。あなたは?)という質問が来ました。
この質問はこの時で2度目。
プロフィールを見ていないのだろうかとほとほと嫌気がさし、相手は日本語を勉強しているとのことだったし、わからなくても翻訳アプリもあるだろうと日本語で返信してやると、メッセージは止まりました。
連休明けに私も気持ちに余裕が出たところで改めて英語で返信したところ、そのアカウントは削除されていました。
自称イギリス人の外科医からのメッセージ
正直、こちらとしては辞書ひいたり時間を割いて丁寧に返信したというのに、ひとことの連絡もなしにアカウント削除とは無礼な、と憤懣やるかたない思いを抱えたものの、相手はもしかしたら繊細な学生さんで、返信が遅いことに傷ついた可能性もある、と自らの気を静めることにいたしました。
それから数日が経ち、またフォローバックのタイミングでメッセージが届きました。
前回よりは比較的上手ではありましたが、不自然な日本語でドナルドと名乗り、
「あなたの名前は何ですか?」
とありました。
外国人であろうことはすぐにわかりましたが、今度は英語はできますか?とは書かれていなかったので日本語で
「私の名前はプロフィールにあります」
と返信。
すると、やはり即レスで
「日本のどこに住んでいるか」
とあったので、こう返しました。
「プロフィールにありますよ、ドナルドさんはどちらにお住まいですか?」
これでもう返信はなかろうと踏んだのですが、即レスで、イギリス人の外科医でシリアで平和維持活動をしてる、という。
シリアとの時差を調べるとその時間は明け方でした。外科医なら夜勤とかもあり得るけど、などと考えている間に
「あなたの職業は何ですか?」
とメッセージが届き、ついに私は爆発しました。
前のメッセージの自称アメリカ人といい、プロフィールを見ないんかい!
そして、これはこういうパターンのナニかだ(?)と思ったので、今度は英語で、
「プロフィールを見てください」
と返信し、即Instagramを閉じました。
(後述しますがこれで私のオンライン表示が消えたはずです)
そして返事は届きませんでした。
しばらくしてInstagramを開いてみると、相手はオンラインだったのでダメ押しに(というよりは嫌味で)Do you undestand?(おわかり?)と送信。
Instagramではオンラインだとアイコン上に蛍光グリーンの丸印が出ますが、自称イギリス人の外科医さんはオンラインにもかかわらず、そして、あんなに即レスだったにもかかわらず返信なしだったので、無視されたこと決定。
自称アメリカ人も、自称イギリス人も、単に日本人と交流してみたいだけと思えなくもないですが、1,2回のやりとりで相手の名前や職業を聞き出すのは無礼だしアヤシイ。
最初のメッセージの送り主である自称アメリカ人は、メッセージはやたらよこす癖に、こちらがInstagramに投稿した写真には何の反応もなかったというのも引っかかりました。
DM送信元の共通点
自称アメリカ人も、自称イギリス人も、
- アイコンは花の写真で、プロフィール欄がほとんど空欄。
- 美しい花の写真を数時間以内で数枚アップしている。
- 動物の写真をアイコンにしている女性らしき人物ばかりをフォローしている。もしかするとほとんど日本人だったかも。
という共通点がありました。
共通点があるということは、同一人物か、もっと考えれば組織立って同じことをしているかもしれない。
DMを送ってくる目的がわからない
私としては、英語を勉強したい気持ちがあったため、嬉しい思いで返信しただけにガッカリしました。
自称アメリカ人も自称イギリス人も、それが本当かどうかは確認できませんし、はっきり言って信じていません。
日本語も今は翻訳ソフトの性能もかなりいいので、どこの国の方々でも日本語のメッセージを送信できると思います。
私の場合、2,3回メッセージがきたというだけで、何らかの被害に遭ったのではないのですが、目的がわからないので不快でしたので色々考えてみました。
インスタグラムで不快なDMを受け取らないために
Instagramを始めた頃、メッセージが届いていることに気づかなかったことがありました。
確かその時には、フォローしていない人からのメッセージに対しては、受信を承認しないと受信できないようになっていたと記憶しております。
それを思うと、確実にメッセージのやり取りが出来るように、フォローバックされるのを待ってメッセージを送信してきたと考えられます。
私の場合、フォローされたらフォローバックする、というのではなく、相手の方のページを必ず確認してからフォローバックしています。
アップされている画像はもちろん、フォロー数とフォロワー数のバランスや、時にはフォローしているアカウントの一覧までチェックします。
ですので、フォローバックしないことも多いです。
しかし、今回のように花の写真だったり、フォローしている人の一覧が動物のアイコンだったりすると、一見してアヤシイとは思えず、安易にフォローバックしたらこの有様(笑)
なので、ブログネタにしようと思いました。
また、先述したようにInstagramでは初期設定ではオンライン状況が一目でわかるようになっていますので、相手がオンラインであることを確かめてメッセージを送信しているとも考えられます。
そこで、私はとりあえずオンラインを非表示に設定しました。
オンラインを非表示にすると、自分もフォローしている人や、フォロワーのオンライン状況が表示されなくなるらしいのでお気を付けください。
オンライン非表示の設定の仕方は簡単で、アプリの「設定」から「プライバシーの設定」→「アクティビティのステータス」にすすみ、スイッチをオフにするだけです。
また、アカウントを非公開に設定するという手段もあります。
非公開に設定すると、承認した相手しかフォローできなくなり、自動的にダイレクトメッセージも承認しないとやりとりができないので、こちらの方がより安全かもしれません。
【追記】新たな手段?
最初にこの記事を公開したのは2020年くらいだったかと思いますが、2023年8月にまたまたこの手のものと思われるDMを受信。
やはり、どこか違和感を覚える、しかし丁寧な日本語の文章で、深読みすれば、こちらを外国人と思って翻訳しやすいように書いたと思えなくないものでした。
翻訳ソフトかアプリの精度が上がっているともとれますが(笑)
とにかく、DMには違和感を覚えたものの、そのアカウントを見に行くと、かなりの枚数の画像があり、さかのぼって最初の投稿を見ると日本語もごく自然。
風景や食べ物、動物といった画像ばかりで、性別は載せていませんが、女性のような雰囲気だったことも返事を出した一因でした。
受け取ったDMは、”猫の写真がかわいいが、あなたの猫ですか?”という内容と、よろしくお願いします、というものだったので、返信が遅れたお詫びとこちらこそよろしくお願いしますと返信しました。
すると、
「猫の名前には何か由来がありますか?」
というDMが届き、ここであ、またかと。
猫の名前の由来として記述しておりませんが、そういうことがわかるようなプロフィールなので、前回のようにプロフィールを見ていないパターンではないか、と思ったわけです。
そこで今回は返信せず、フォローバックも解除しました。
ところが、数日してまた同じ人物からメッセージを受信。メッセージ内容は画像付きで、夕食にこんなのを食べましたというもの。投稿すればいいものを、わざわざDMで送信してくるのはオカシイ。
こちらがフォローを外したことに気づいていないのか、あなたは何を食べましたか?と続けて送信してきたので、今度はフォロワーから削除という対処をしました。
話が前後してしまいますが、以前この記事を書いたときのInstagramアカウントはほとんど使わなくなったため削除しており、今回DMを受け取ったのは新たに作ったアカウントでした。
新たに作ったInstagramのアカウントは、私が保護猫をもらい受けることになり、譲渡の条件のひとつに、猫の写真と動画を定期的に保護主様が確認できるようにするというものがあり、作った猫専用のアカウントで、そういった”猫アカウント”をフォローしている中に海外の方も含まれているので、またこういうDMが来たのではないかと思っております。
今回、追記しておこうと思ったのは、ひょっとすると乗っ取りアカウント?というのが過ったから。
そのDMの送り主のあげている画像の中に、ほかで見たものが混じっていたので。
乗っ取りとまでいかなくても、画像を拾い集めているかもしれないと思うとごくろーなこってとしかいいようがありませんが、逆に言えば、それほど手の込んだことをしてまでも収穫がある、ということかと。
【2024年5月追記】
私の場合、いわゆるロマンス詐欺をしかけられたのかどうかははっきりしませんが、いまだ数は減らない様子で、上記の追記直後も「LINEの交換をしてしまった」というコメントを戴いたことがありました。
個人情報を安易に教えるなんて、と蚊帳の外から見れば思うことではありますが、年々手口も巧妙になってきているようですし、漫画家さんのような頭脳明快な方でさえ被害に遭われています。
フェイク動画を使った詐欺の被害に遭われた有名漫画家さん井出智香恵が事の詳細を作品にしてくださっています↓
※以上全て敬称略
最後までお読みいただき
ありがとうございました♪